コラム

最新記事

夢のつれづれに - 私の願い -
やってみなわからん! - 私の体験 -
風の見える朝 - 私の思い -

社長のコラム『夢のつれづれに』 - 私の願い -

No71. 悪い冗談

投稿日:
投稿者:
大西 秀憲

冗談には良いものと悪いものがある。 ・・・いわゆるブラックジョークは少し異なる
良い冗談は人間関係の「潤滑油」である。
悪い冗談の中身には「真実・本質」が見えずに含まれる事が多い
聞いた時は「あまり違和感がない」のが普通で、やがてそれが「現実」となるから、悪い冗談なのである。
ところが、悪い冗談の本質が明らかになるのは、ずっと後である。
少し、その例を紹介する。

「江戸時代は悪かった」
江戸時代は、鎖国をして封建制で身分制度があり、一般の民には悪い時代だった。
だから、薩長が徳川幕府を倒し、明治を造ったのは維新で、素晴らしい日本の夜明けがここから始まった。
  冗談だろ!  
   ではなぜ江戸期に人口が3.5倍に増えたのか?
   江戸文化、芸術、芸能が百花繚乱となったのはなぜか?
   約260年間、(外国との)戦争が無かったのはなぜか?
   江戸時代が悪いと云うのは、薩長が自分達を正当化するため、国民を洗脳した結果である。

「富国強兵」
富国強兵で日本は世界の一流国になった。
  冗談だろ!
   欧米帝国の「猿真似」しただけだ。
   一流国とは外国を侵略し、植民地にすることか?
   維新から僅か70年、絶えず外国と戦争をして、そして富国強兵の日本は「滅んだ」ではないか!
   明らかな、方針間違いである。
   
「全て悪るうございました」
昭和20年(いわゆる戦前)までの日本は全て悪だった。
  冗談だろ!
   (無謀ではあったが)たまたま戦争に負けただけだ。 勝負は「勝ったり負けたりだ」
    白人に盾ついた黄色いサルに報復裁判しただけだ!
    そして、二度と白人に盾つかないように「洗脳」した結果が「日本が全て悪」なのである。

「何という、言い草か!」
戦争を早く終わらせるため原爆を落とした。 だから犠牲が少なくなったではないか! 言わば、日本の為である。
  冗談だろ!
    アメリカは(原爆開発競争で)ソ連より早く「使いたかった」だけだ!    
    しかも、ソ連に誇示するため、わざわざ「ウラン」と「プルトニューム」2種類を実験として使ったのだ。
    相手がドイツなら、絶対に原爆は使わない、イエローモンキーだから「平気で落とした」のだ。
    本質は、根強い「人種差別」と「人体実験」である。

「基地」
日本はアメリカに基地を提供している! その代わり、日本を守ってもらっている。
  冗談だろ!
    基地は強制使用である。・・・提供ではない
    戦争に勝ったから、占領地を自由に使っているだけである。 
    おまけに、基地運用に関する全ての費用は「敗戦国日本持ち」である。・・・当然沖縄も同じ
    アメリカの世界戦略上、必要だから自由に基地を使っているのだ。
    アメリカにとって、これほど都合が良いことは無い!
    従って、返せと言っても、おいそれと基地を手放す訳がないのである。
沖縄に日本の基地の70%があるのはけしからん。 早く出ていけ!
  冗談だろ!
    アメリカのアジア軍事戦略上、最重要「浮沈空母」が沖縄である。
    そして、激しい戦闘の上、アメリカが占領した島である。 当然アメリカも多くの戦死者を出した!
    返す訳が無い!
    北方領土を返せ!と同じだ。 

「憲法」
日本国憲法は、日本人が作った世界に誇る平和憲法である。 だから日本には戦争がない
  冗談だろ!
    今の憲法は、アメリカの占領下でアメリカ(GHQ)が6日で作り、日本に押し付け強制した作文である。
    当時、占領軍総司令官は、憲法の上に位置した。
    自分たちに都合が良い事を羅列したのが、今の憲法である。 占領下の日本で拒否は不可能だった!
    従って、昭和27年サンフランシスコ講和条約締結直後に「自主憲法を制定すべき」だったのである。
    世界情勢も、日本の状況も、経済も、様変わりしているのに、金科玉条の如く、占領軍の遺物を守っている不思議さ!

「同盟国」    
日本とアメリカは同盟国である。 
  これが最大の冗談!
    日本は、単なるアメリカの属国、植民地である。
    平たく言えば、非常に都合が良い「キャッシュディスペンサー」である。
    アメリカが困ったら、日本を脅せばいつでも、いくらでも、すぐに金を出す!    
    しかも、極めて正直で、まじめで、勤勉で、誰でも読み書きができて質が高い国民だ!
    アメリカが手放す訳が無い!

「老後の生活のため2000万円必要」 何を云うのか!冗談じゃない!と冗談を言う不思議。
  これ位の冗談はない!      
    年金が将来もたない事は誰もが知っている
    だから、公的年金に頼らず、自分でも考えて備えろよ! と、言っているだけを、政治家まで否定する冗談!
    本質を捉えた提言を「受け取る、受け取らない」の次元に、瞬時にすり替える「姑息さ!」
    国民の多くは分かっているのに、冗談じゃない!とパフォーマンスしているのが政治家と、よいしょのメディア。
    核心をぼかして、何が良いのか?

「年金」
75歳から年金を受け取ることができますよ! と発表があった。
  冗談言わずに本当の事を云えヨ! 
    要は、近い将来「年金支給を75歳からにするぞ!」と云ってるのだ。
    60歳から安心した年金生活は、どこの国の話だったのか?
    「100年安心の年金プラン」が数年で破綻しても、誰も責任を取らない不思議さ!
「一億総活躍社会」、「働き方改革」との関連
    年金が75歳からになるから、それまで「働けヨ!」・・・これが総活躍社会の本質
    しかし、もう少しすると「年金開始は80歳」になり、額は「すずめの涙」程度となる。
「高齢者よ死ぬ寸前まで働け! そして社会保険を払え! だから年金払わんヨ!」 ・・・これが一億総活躍社会のねらい
    「働き方改革」とは、限られた賃金原資をみんなで分けようよ! と云う話。
      ・・・当然、一人一人の賃金は、今までより少なくなる。
    要は、「酷い事」を耳障りの良い、「訳の分からない言葉」を考えて言っているだけだ。
    だから、冗談だろ!と思うのだ。

古今東西、為政者の本音・本質は、全く変わっていない。
それは、「民は寄らしむべし、知らしむべからず」である。

よって、(将来の)自分の身は、自分で守る! これしか無い!

back

一覧へ戻る

『夢のつれづれに』 - 私の願い -はこちらから
『やってみなわからん!』-私の体験-はこちらから
『風の見える朝』はこちらから