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社長のコラム『風の見える朝』

No67. 悪いことは悪い

投稿日:
投稿者:
大西秀憲
最近アメリカでは爆撃機B29「エノラゲイ」の完全復元が決定したと報道された。
「エノラゲイ」は飛行機のニックネームであり、広島に原爆を投下した爆撃機である。
なぜ?今、完全復元の必要があるのか?
実は同機の前半分は、以前からワシントンDCのスミソニアン博物館に展示されていた。
ご丁寧にも、飛行機の腹には実物大の「原爆模型」まで取付けられていた。
前半分、それだけで充分ではないか!
非常に大きな飛行機なので、全体展示に合う建物を新規に建造したと報じていた。
エノラゲイの「原爆」で一体何人虐殺したと思っているのか!
しかも、非戦闘要員の「一般人」を30万人以上殺したのだ。
このような飛行機の復元に対して日本政府は、人道上許せないと抗議していない!

広島の平和公園の碑には「・・・・過ちは繰り返しませんから」と書いてある。
この文を読むと、広島の原爆は日本が悪いような印象を受ける。
とんでもないことである、悪いのはアメリカである!
明らかに、広島・長崎の原爆は「人体実験」である。
しかも一般市民を対象にした無差別の人体実験による大量虐殺である。
「人体実験」だと云う根拠を述べる。
   1.広島と長崎では異なる原爆を使用した。
       広島:ウラン235
       長崎:プルトニューム239
     これはそれぞれの効果を実際に確かめるためである。

  2.原爆それぞれに「ニックネーム」をつけて呼んだ。
       広島:リトルボーイ
       長崎:ファットマン
     単なる爆撃だけなら名前まで付ける必要はない。

  3.綿密な計画と原爆投下後は「詳細な観察」をしている。
       投下してからも上空に留まり、詳細な写真記録を取っている。
       終戦後先ず彼らがやったことは現地での実地調査であった。
       (多くの被爆者が地獄の苦しみをしている中で・・・)
因みに、原爆投下から昭和20年末までの死者は次の通り。
   広島 : 14万人
   長崎 :  7.4万人
その後も多くの人が亡くなり、現在までの死者は合計30万人を越える。

原爆だけではない!
実は、原爆を上回る大量無差別虐殺があった!それは「空襲」と云う名の爆撃だ。
全国で約50万人の一般市民が爆撃で殺された。
本格的なB29編隊による空襲は昭和20年3月10日、東京下町である。
空襲による無差別虐殺計画、首謀者の名前を「カーチス・ルメイ」と云う。
アメリカは、日本の一般市民の住む町を焼き尽くすため「M69焼夷弾」を開発した。
そして、日本家屋を再現し、上空から調査して効率よく焼く工夫をしたのである。
綿密な計画と、シュミレーションと高性能爆弾は想像以上の効果だった。
東京下町の大空襲は「1マイル四方」で10万4千人を焼き殺したのだ。
病院も小学校も区別無く、とにかく焼き尽くした。
下町の空襲計画では「27K㎡」を焼く予定だったが、実際は「41K㎡」焼けた。
そのくらい凄まじい、焼き尽くし効果であった。
更に、アメリカはこの無差別爆撃を詳細に記録した「焼夷弾作戦分析報告書」がある。
つまり、開発した新型焼夷弾の効果について計画と実際を比較したものである。
これを実験と云わず、何と呼ぶのか?
東京下町の効果に気を良くしたアメリカは、これ以降全国の無差別爆撃を行った。
これによって日本全国の主要都市は、ことごとく焼き尽くされた。

私は、日米の戦争の本質(主原因)を次が原因と思っている。
  1.太平洋の主導権争い
  2.支那(現在の中国)の利権争い
「窮鼠猫をかむ」のたとえで、巨人に挑んだ戦争だったと思っている。
勝負は時の運で、勝ったり負けたりするものである。
勝った方が全て正しく、負けた方が全て悪いことは、有史以来あり得ないことだ。
人体実験の原爆と特殊焼夷弾で一般市民を無差別に殺戮したことは勝負に無関係だ!
それは人道上許せない行為であり、国際法でも明記され違法である。
もしアメリカの相手が「白人国」なら、絶対に原爆投下実験はしないだろう!
そして一般市民も無差別虐殺しないだろう!
アメリカのやった行為は絶対に許せないもので、日本人は忘れてはならないことだ。
極東軍事裁判と云う茶番劇をやり、勝ったら何でも正しいと日本人を断罪した。
「A級戦犯」などと勝者の屁理屈で罪名を付けただけである。
これを、現在も同じように呼んでいる日本人の精神状態はいかがなものか!

世界の人々と世界の国々と仲良くすることは、非常に重要なことである。
しかし、上記のように日本民族がひどい虐殺を受けたことを、忘れてはならない。
それが無念にも理不尽に死んでいった多くの同胞に対する供養である。
いくら勝っても、悪いことをやった者は悪い! 
日本だけが断罪されたが、「喧嘩両成敗」は天下のルールである。

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