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社長のコラム『風の見える朝』

No55. マスコミと無責任な教授

投稿日:
投稿者:
大西秀憲
大きな出来事や重大事件が起きるとマスコミに「大学教授」がよく登場する。
テレビ各局の定番ニュース番組はもちろんだが、ワイドショーにまで登場する。
呼ばれて出ている本人はイクバクかの収入と顔を売るチャンスになるからだろう。
彼らがカメラの前でしゃべっている内容を冷静に聞いて見てください。
実に内容の乏しい、空疎なもので、当たり障りの無いコメントが実に多い!
それがいかにくだらないか!一度しゃべりの内容を文字にしてみればわかる。
これが良く解るのが、自分の専門分野に関するコメントの場合である。
私の専門分野のコメントを聞いていると、小学生か中学生レベルの内容である。
自分の知らない分野のコメントだから、立派な事を言っているのだろうな!と聞いて
いるだけで、実は大したことはないしゃべりが多いと言うことが解った。

それにしても不思議なのは、なぜマスコミは大学教授を出してコメントさせるのか?
私が想像するに、それはたぶん「権威付け」だと思う。
マスコミは自分たちが報道しているニュース取材の正当性を彼らに求めているのだ!
少し考えてみると、それは実におかしいことである。
なぜならジャーナリスト・マスコミ・報道は「権威に媚びない」ことが身上でないか。
大学教授は権威である!
彼らの内容を聞いて『何を馬鹿なことを言うとるんだ!』と思った人は多いだろう!
そのくらい、実に当たり前な意見や自分の意見を断定できない発言が多い。
私はそれを見て「この人は何をしに、ここに出ているんだろう?」といつも思う。

世界各国で天災や暴動や紛争や事件が日常的に起こる。
それらのニュースはほぼリアルタイムで配信されるからテレビですぐに見られる。
ニュース映像はコメントの必要も無い事実であるから見ごたえがある。
しかし、必ずまたまた大学教授(助教授)のご出演でコメントがある。
いわく、それはなぜ起きたか?
     現地の状況はどうか?
     これからどうなるか?
いずれも、尤もらしいことは言っているが、たぶんどれも当たっていないだろう。
なぜか?
それは簡単である! 彼らは現地を知らないからである!!

私は世界の現地の出来事を最も的確に捉えているのは「商社マン」だと思う。
日本のザ・商社は世界中の至るところ、隅々まで情報網を持ち、また現地と密着して
身を挺して、生きた情報をもとに「商売」をしているのだ!
現地の政治や経済の的確な把握と情報分析が彼らにとって絶対不可欠なのだ。
例えば、最もシビアな経済は「先物取引」であろう。
これなど、先をどう読むかで、大儲けと大損が分かれるのだ!
当然、真剣になる。
世界一安全な日本の中(大学)に居て、商社マンと伍する情報が得られる訳がない。
だから馬鹿のようなコメントしか出来ないのは当然である。

大学教授(助教授)は自分が言ったことが「外れても」全く責任がない!
言わば、当たろうが、外れようが、知ったことではないのである。
間違ったコメントをしたことを恥じて、職を辞した先生を私は知らない!!
それくらい、彼らはいいかげんである。
それを解っていて、尚、番組に使うのは、視聴者に対する軽蔑である!

『実業に生きている』経済人(海外駐在商社マン)は『見方を誤れば』首である。
彼らは「事実は何か?」を知っている。
そして何より重要なのは、これから「どうしなければならないか?」を知っている!
これらが解らないのは(知ろうとしないのは)教授達である。

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