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社長のコラム『風の見える朝』

No32. 「全て悪うございました」だけで通るか!

投稿日:
投稿者:
大西秀憲
毎年8月になると新聞やテレビで戦争のことが報道される。
その中には必ず高齢者(大体女性)が登場して得意げに語るのである。
曰く。 
「バカな戦争を始めて、多くの人が死んだ!」
「悲惨な戦争は2度としてはいけない」
「過去(昭和20年8月以前)の日本は全て悪かった」 
「戦争は一部の人間がやったのであって、私は被害者だ」
これを聞くと、私は腹が立つ。
私は一度これらの高齢者に聞きたい!
あなたは提灯行列は絶対にしなかったのか?
あなたは(勝利情報を聞いて)日の丸を振って「万歳」しなかったのか?
あなたは歌を唄って・小旗を振って万歳で、出征兵士を送らなかったのか?
あなたは終戦の玉音放送を聞いて、悔しくなかったのか(無力感)?

ほとんどの人が緒戦の勝利に歓喜し、ヤレヤレ!、行け行けドンドン!だった。
テレビに登場して「平和の使者」のようなことを言う人も、勝利に熱狂した!
戦争に負けて、60年近く経ってから、「いいかげんなことを言うな!」
誰が悪いのでもない!当時の「日本人1億が全員でやった戦争」である!
戦争の中身に良い悪いは無く「勝てば正しく、負ければ悪い」それだけだ。
そして、勝負は時の運である。勝つ事もあれば、負ける事もある。
勝ったアメリカが全て正しく、負けた日本が全て悪いのではない!
これが、多くの日本人に解っていない。

戦前に「斎藤隆夫」と言う代議士がいた。
堂々と、国会で戦争反対の演説を行い、そして国会議員を除名された経歴がある。
この斎藤隆夫が20年8月に書いた論考があるので紹介したい。

『我々は戦争に負けた。負けたに相違ない。併し戦争に負けて領土を失い、
軍備を撤廃し、賠償を課せられ、其の他幾多の制裁を加えらるるとも、是が為
に国家は亡ぶるものではない。人間の生命は短いが、国家の生命は長い。
其の長い間には、叩くこともあれば叩かるることもある。
盛んなこともあれば衰えることもある。衰えたからとて、直ちに失望落胆
すべきものではない。
若し万一、この敗戦に依って国民が失望落胆して気力を喪失したる時は、
其の時こそ国家の亡ぶる時である』

これを読まれてどう思われたでしょうか?
現在の日本人は、敗戦に失望落胆しているような状態ではない!
戦争とその過去を全て悪・間違いとして否定している状態である。
こんな日本の状態を斎藤隆夫が見れば、どう思うであろうか?

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