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社長のコラム『風の見える朝』

No24. グローバルスタンダード?

投稿日:
投稿者:
大西秀憲
色々な場面で様々な人々が「グローバルスタンダード」としゃべる。
地球規模・世界規模の基準または標準と言う意味で「グローバル化」と共に使われている。
どうも日本人は「この手の言葉」に弱い。
どこが発信源か知らないが、アッと言う間に日本中に拡がっている。
この言葉には誠に、耳障りの良い響きがある。
地方の中小企業の経営者までが、得意げに"グローバルスタンダード"としゃべる。
この言葉を用いると、国際人にでもなったと思っているのであろうか?
実に!もっともらしい言葉である。

グローバル スタンダード = アメリカン スタンダードである。
当然、発信源はUSAである。
言葉を言い換えて、つまり、ぼかして使っているだけである。
アメリカはこのような戦略を立てるのが実に上手い!
これに、1も2も無く、まんまと乗るのが日本だけである。まるで赤子だ!
アメリカの意図的な戦略に、何の疑いも無く乗っていると、ひどい目にあうだろう!
それは日本経済をズタズタにする。気が付いた時には既に遅い。
世界中が「グローバルスタンダード」と言っているようなひどい錯覚が、日本にある。
他の多くの国では、用いない。
なぜなら、アメリカが全てだ!と思っていないからである。

アメリカがグローバルスタンダードを言うなら、先ず自ら「メートル法」を使うべきである!
なぜなら、単位=基準であり、全ての基の基だからである。
しかし、相変わらずインチ、フィートを用いている。
しかも、インチを事実上、世界標準にしてしまった!
電子機器の標準はインチである。 これで大変な不便が現実にある。
(1mmはいくら倍数しても端数は出ないが、2.54mmは倍数するほど複雑になる)
これは、アメリカの傲慢である。つまりアメリカが世界標準である!という意識による!
他にも、ミリネジとインチネジなど色々な不都合が存在する。
世界標準のメートル法に関して、アメリカは「お口にチャック」である。

日本は昭和30年代の前半に尺貫法からメートル法に切り替えた。(それはアメリカの指導)
それは実に劇的な切り替えであり、しかも実にあざやかに、すばやく徹底したのである。
(これはその後の高度経済成長に大きく寄与したと思っている)
しかるに、その後アメリカで発生した電子機器(コンピュータやIC・LSIなど)はインチである。
これはまるでペテンにかかったようなもので、インチキである!
なぜなら、日本は事実上、アメリカの州の一つだからである。

日本も世界戦略を、ぶち上げるほどの気概を持たないといけない!
ジャパニーズスタンダード! オリエンタルスタンダードとなぜ言えないのか?
世界60億人の多くには、アメリカンスタンダード=経済至上主義に反感を持つ人々も多い。
21世紀の新しい世界観を日本が高らかに謳い上げることがなぜできないのであろうか?
それだけの力が日本にはあるのだ!
まるで、赤子のようにアメリカの戦略に乗っていると、やがてひどい目に遭うだろう・・・
信念と戦略を持ち、腹をくくってグローバルスタンダードを言うのなら良いのだが・・・

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