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社長のコラム『風の見える朝』

No22. タリバンは悪か?

投稿日:
投稿者:
大西秀憲
連日、アフガンの報道が多くの時間されている。
首都カブールが北部同盟の手に落ちた、と言う報道を見た。
曰く、「髭が剃れる」、曰く「映画が見られる」との報道であった。
要するに、タリバンから開放されて平和になった、と言う報道姿勢である。
報道の姿勢は「タリバンは悪だ」と言うものである。
それでは、北部同盟は善玉という理屈になってしまう。

本当にそうだろうか?
私はそんな単純な事ではないと思う。
アフガンは古い古い紛争の歴史がある。(宗教がらみである。)
(ユダヤとパレスティナと同列である)
近代になって、欧米がこれに荷担したことから、問題はややこしくなった。

何のことはない、北部同盟の兵器はロシア製(ソ連)であり、タリバンの兵器
はアメリカ製である。
欧米は、自分の都合が良い時には、どんどん兵器を供給した。
現在も、紛争国にどんどん兵器を供給しているのだ。
これが、どのくらい悪いことか! 考えようとしない。
ソ連がアフガンを侵略した時のことを、もう忘れたのであろうか?
自分の都合の良いときだけ、利用してしゃぶりつくす!
欧米人が昔からやってきた常道である。
なぜアフガンを狙うのか? それは「天然資源」である。
それ以外、アフガンには何も無い。

今回、仮にタリバンが駆逐されたとしても、絶対に平和は訪れない。
タリバンが北部同盟に替わるだけであり、すぐに又紛争が起きる。
さらに今回のアフガン攻撃が、同国の「恨み」を加速させるだろう。
とにかく根は非常に深いのである。
欧米は絶対に「ちょっかい」を出してはいけない。
もちろん、兵器を供給することなど、もってのほかである。
同時多発テロを起こす裏には、ちゃんと訳がある。
ものすごい憎しみを持っている事だけは想像できる。

とにかく、タリバンを全滅させれば、かたずくと言うものではないだろう。
だから、善か?悪か?でかたずく問題ではない。
まして、ビンラディン氏一人を殺せば、かたずくことではない!
一番の悪は、欧米が「ちょっかいを出す」ことである。

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