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社長のコラム『風の見える朝』

No13. 不合理は悪か?

投稿日:
投稿者:
大西秀憲
それは合理的だ!と人が言う場合、それは「良い」と言う意味である。 
逆に、不合理または非合理は、「悪い」意味に使われる。 

本当に、全てにおいて不合理は「悪」だろうか? 
私はそうは思わない。 

欧米で発生した合理主義によって、世界の資本主義国は動いている。 
もちろん、日本も例外ではない。 
経済活動で合理性はある程度必要だろう。 
しかし、極度な合理主義は人間と相容れないように思う。 
合理性を徹底して行けば、人間は機械化するだろう。 
これは、本来の目的と明らかに違うものである。 

どこの国にも「その国の文化」がある。 
「文化とは不合理なものである」とは、司馬遼太郎さんの言葉である。 
そして、人間の生活の知恵が文化である。 
なぜ、太古の昔から、人間は生活に不合理を持ち込んだのだろうか? 

ダメなものはダメ、は不合理である。(説明がつかない) 
しかし、ダメなものはダメ、は必要なのです。 
(これが文化でしょう!) 
例えば、大相撲の土俵に女は禁制である。 
「おかしいではないか!、男女平等である!」と人は言う。 
しかし、男女平等と大相撲のしきたり(文化)は、全く無関係である。 
歌舞伎の世界でも、女は容れない。 
(なぜか、歌舞伎に女を入れろと言うアピールを聞いたことがない) 
・・・昔から、そうなっているから、ダメなんだ!となぜ言わないのか? 
*逆に、宝塚に男を容れろ!と言う事を、聞いたことがない! 

社会を構成する様々なものには、不合理なことはいくらでもある。 
もし、不合理を徹底的に排除したら、人は息がつまるだろう! 
人間が生活する上では、文化(つまり、不合理)が絶対必要なのである。 
だから、不合理は「悪」ではない。 

秋が来ると、各地で「秋祭り」が賑やかになる。 
私はこの「祭り」が、不合理の極みであると思う。(これが文化である) 
普段目立たない高齢者が、この日ばかりは、差配を振るい、ヒーローとなる! 
ここには、民主主義や多数決や合理性は、微塵もない! 
・・・・そして人々は祭りに熱狂する。 ・・・・解く鍵はここにある。

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