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社長のコラム『風の見える朝』

No1. 「つぼき」が消えた!

投稿日:
投稿者:
大西秀憲
私が毎日何をどのように感じているか?恥ずかしながら書いて見ることにしました。 
一週間に一回位は書こうと思っていますので、もし時間があれば読んでみて下さい。 
今日は田舎の風景について書きます。 
日本の四季は世界で一番素晴らしいと思っています。 
今、田んぼの稲刈りも全部終わって、晩秋の色が一面を覆っています。 
しかし、なぜかこの風景に足りない寂しさがあります。 
それはなぜなのか?・・・と考えてみました。 
そうだ!「つぼき」が無いのです!。 つぼき、とは藁を積んだ山です。 
昔の晩秋は、どこの田んぼも、「つぼき」があったのです。 
稲を脱穀したあとに、藁が残ります。この藁を「円筒形」に積み上げ、屋根を付けるのです。・・・どこの家でもそうでした。 
2mぐらいに積んだ藁は、翌年に細かく切り、田んぼに蒔いて肥料にするのです。 
「つぼき」を作るのも、藁を切るのも、子供の仕事でした・・・ 
脱穀したあとの藁は実にいい匂いがしました。 
・・・藁で小屋を作り、寝たこともあります。 
また、「つぼき」で良く乾かした藁は翌年、「畳やさん」に売れたのです!。 
肥料と言い、畳と言い、みごとな「リサイクル」システムでした。 
そして、何より田舎の情緒ある晩秋風景だったのです!。 
これが、今、全く無くなり、見ることが出来なくなりました。 
コンバインで刈り取り、化学肥料を使い、そして畳に藁を使わなくなりました。 
物質の豊かさと共に、田舎の風情が消えてしまったのです。 
朝、通勤の車から見る風景に「何か足りないな!」と長い間、思っていましたが、それが「つぼき」だったのです・・・ 
昔の田舎の晩秋風情を思い出すのは、つまらない感傷でしょうか?

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